おたる案内人のおススメコース

公開日 2020年10月09日

更新日 2024年04月10日

小樽の歴史や文化、経済などさまざまな知識を有する、おたる案内人「マイスター」が発案した観光コースです。

おたる案内人制度は、各地で既に実施されている「観光ガイド検定試験」の枠を超えたものであり、「ひとづくり」はもとより、「まちづくり」や「地域を誇る文化の醸成」を組み込んだプログラムにより、小樽の歴史や文化などに対する幅広い知識を有した地域に誇りを抱く市民や産業人の育成を目指していくものです。

各コースは、日本語版のほかに英語版のマップもあります。日本遺産に認定された『北前船』や『炭鉄港』、そして『北海道の「心臓」と呼ばれたまち・小樽』の構成文化財の情報も追加しています。

小樽観光大学校「おたる案内人」について、詳しくはこちらを御覧ください。(外部サイト)

情緒あふれる北運河コース

小樽運河は、大正12年に完成した港湾施設です。海岸を埋め立てて造られており、船荷の積降しを行う際、船と倉庫をつないで作業を円滑にするという、大きな役割を果たしてきました。
運河の中でも「北運河」と呼ばれる北部は、運河の幅が昔ながらの40メートルであり、作業船などの小型船が今も係留されています。
また、手宮地区には、小樽の発展の歴史を語るのに欠かせない鉄道遺産があり、当時の様子をかいま見ることができます。北海道の玄関口として栄えた、古き良き時代の小樽を思い起こしながら、散策をお楽しみください。

北運河コース表紙面 北運河コースマップ面

(日本語版)北運河コース[PDF:4.22MB] / (英語版)北運河コース[PDF:3.76MB]

坂を堪能てくてくコース

小樽は、海から山へせり上がった地形をしているため、多くの坂があります。
小樽の住民は、昔から日に何度も坂を上り下りしながら、生活しています。
つま先上がりの急な坂を一歩一歩踏みしめながら上り切って、ほっと振り返ると、青い海にフェリー、対岸にかすむ増毛連山の絶景が目に飛び込んできます。下ると、北海道の商都として栄えた小樽を感じさせる、レトロな建造物に出会えます。
あなたも「小樽っ子」気分で、「坂のまち、小樽」を自分の足で、てくてく歩いてみませんか。

坂コース表紙面 坂コースマップ面

(日本語版)坂コース[PDF:7.51MB] /  (英語版)坂コース[PDF:7.13MB]

ぐるっと祝津・にしんと絶景コース

祝津は、ニシン漁で栄えた漁村集落の面影を今も残す地区です。
海岸沿いには、鰊漁家の住宅や番屋、石造りの倉庫などが当時そのままの姿で現存し、祝津地区の繁栄をかいま見ることができます。
また、透明度が高く美しい海と海岸線の断がい絶壁は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、祝津パノラマ展望台からの眺めは、小樽市鰊御殿と日和山灯台がある高島岬の絶景が眼下に広がります。
さらに、時間によっては、海上で船が交差する光景も見られます。
絶景とおいしい海産物を堪能しながら、ニシン漁で栄えたまちの歴史散歩をお楽しみください。

祝津コース表紙面 祝津コース地図面

(日本語版)祝津コース[PDF:8.15MB]  /  (英語版)祝津コース[PDF:7.86MB]

訪ねてみたい神社・寺コース

小樽は、北海道の開拓、歴史、文化、経済に大きく貢献した街です。
明治に入り、開拓使が札幌に置かれた事、鰊の大漁、北前船の寄港、石炭の積出しにより、多くの人々が仕事を求めて、北海道の玄関口の小樽港に上陸しました。
小樽を活躍の場とした人々は、自らの繁栄と故郷を偲びさらに先祖を敬う気持ちから、市内には多くの神社、寺が建てられました。市民生活の向上、大漁、商売の繁栄そして経済の発展等の守護としてまつられた神社、寺にはそれぞれ特色があり、見どころはたくさんあります。
また、明治、大正期の北海道経済中心地小樽で活躍し、財をなした実業家が建てた大邸宅や、能楽堂等の文化的遺産が残されています。

神社・寺コース表面 神社・寺コースマップ面

(日本語版)神社・寺コース[PDF:4.22MB] /  (英語版)神社・寺コース[PDF:3.85MB]

お問い合わせ

産業港湾部 観光振興室
住所:〒047-0007 小樽市港町4番3号
TEL:0134-32-4111内線7266、7267、7450、7451
FAX:0134-27-8600
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