公開日 2020年10月19日
更新日 2020年12月22日
市では、太陽光発電施設の設置を巡るトラブルの未然防止を目的として、事前に市から設置者に対し、近隣住民への丁寧な対応を促すことなどを規定した「小樽市太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」を策定し、令和2年5月1日から施行します。
1.制度の導入背景
近年、太陽光発電施設の導入が拡大しており、太陽光発電施設を設置する者(設置者)と近隣住民とのコミュニケーション不足に起因するトラブルが顕在化してきています。
小樽市内においても、太陽光発電施設の計画において、近隣住民から、反射光、除草剤、電磁波、重金属の汚染等の様々な懸念による反対意見が出されるといった問題も生じています。このような問題については、計画の早期の段階から、設置者が、市及び近隣住民に対し丁寧な説明を行い、安全及び周辺環境等に配慮していただくことが重要であると思われます。
このようなことから、事前に市から設置者に対し、近隣住民への丁寧な対応を促すことなど、太陽光発電施設の設置を巡るトラブルの未然防止を目的として、ガイドラインを策定しました。
2.制度の概要
<趣旨>
・経済産業省資源エネルギー庁策定の「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」を補完するもの
(1)設置者が、市長及び近隣住民に対して、事業計画内容を施工前に明らかにすること
(2)近隣住民の安全及び周辺環境等に配慮すること
<対象設備>
・太陽光を電気に変換するための設備(土地に自立して設置するもの)及びその附属設備。(出力10kW以上)
<対象地域>
・小樽市内全域
<主な項目>
・住民説明会等の実施及び市への報告
・太陽光発電施設に係る市への届出等
・設置者の遵守事項
・関係法令等の担当窓口及び設置に適さないエリアの一覧
3.ガイドライン・各種提出様式のダウンロード
お問い合わせ
生活環境部 環境課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
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FAX:0134-32-5032
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