スプレーかん、使い捨てライターが原因のごみ収集車火災事故!!

公開日 2020年10月21日

更新日 2024年08月14日

 令和2年5月7日(木)午後2時10分頃、朝里川温泉1丁目付近でごみ収集車の火災事故がありました。

 ごみ収集車の火災事故が起きた日は「燃やさないごみ」の収集日で、ごみ収集車への積込作業中、「ポン」という破裂音と同時に炎と煙が出ました。

 新型コロナウイルス感染予防で外出自粛中、自宅の整理や掃除をした際に出たと思われる「燃やさないごみ」と一緒に、「スプレーかん」や「使い捨てガスライター」が混ぜて出されていたため、積み込んだ時に圧縮されて破損した「スプレーかん」のガスに、「使い捨てガスライター」の着火部分の火花が引火したのが出火原因と思われます。

 周辺住民の方々には、大変ご迷惑とご心配をおかけしました。

 なお幸い、作業員にけがなどはありませんでしたが、数千万円するごみ収集車の電気配線が出火により破損し、開閉操作ができなきなくなりました。

 安全にごみ収集を行うため、「燃やさないごみ」と一緒に「スプレーかん」と「使い捨てライター」は有料袋には絶対に入れないでください。

 「スプレーかん」「使い捨てガスライター類」等を出すときは、下記に書かれているルールを守り、決められたとおり出してください。

火災事故を起こしたごみ収集車

 ごみ収集車火災事故現場状況

出火原因

燃やさないごみに入っているスプレー缶
「燃やさないごみ」に入っていた「スプレーかん」
燃やさないごみに混在していたスプレー缶と使い捨てライター
「燃やさないごみ」に入っていた「スプレーかん」「使い捨てガスライター」
焼け焦げたスプレー缶
出火原因と思われる焼け焦げた「スプレーかん」

スプレーかんやカセット式ガスボンベ類の出し方

  1. 中身を使い切る、または出し切る。
  2. 火の気のない戸外で穴を開ける。
  3. 透明または半透明の袋に、スプレーかんとカセット式ガスボンベ類のみを入れる。
  4. 「かん類の収集日」に出す。(収集日は地区により違います。お住まいの収集カレンダーを確認してください。)

使い捨てガスライター類の出し方

  • 出し方1

 使い捨てガスライター類を他のごみと一緒に袋の中には絶対に入れないでください。→(詳細は、使い捨てガスライター類の出し方のページをご覧ください。)
出し方は、中身を使い切って、透明または半透明で中身の見える袋に入れ、袋にライターと表示し、「燃やさないごみ」(青色)の有料袋の外側にすぐ離せる程度に縛るか、貼り付けて出してください。

  • 出し方2

 ガスライター類だけを「燃やさないごみ」(青色)の有料袋に入れ、袋に「ライター」と表示して、収集作業員がわかるように出してください。

火災の原因となる、その他のごみ

スプレーかん、使い捨てガスライター類の他にも火災の原因となるものがあります。ルールを守り適正に処理してください。

  • 充電式電池→資源物として、かん等の収集日に金属端子部分をテープで絶縁をし、透明・半透明に袋に入れて出してください。また、家電量販店・販売店等の回収協力店でも引き取りをしていますのでお問い合わせください。

 ※回収協力店は「一般社団法人JBRCのホームページ」をご覧ください。(外部サイト)

  • 燃料(ガソリン、灯油等)→購入店、販売店にお問い合わせください。
  • 燃料の残ったままのストーブ→粗大ごみにならないものは、燃料を抜いて「燃やさないごみ」
  • 燃料の残ったままの容器(ポリタンク等)→燃料を抜いて「燃やさないごみ」
  • ガスレンジ→粗大ごみにならないものは「燃やさないごみ」

お問い合わせ

生活環境部 ごみ減量推進課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線323
FAX:0134-32-5032
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