公開日 2023年05月26日
更新日 2023年10月17日
人工呼吸器や酸素濃縮器などの電気式の医療機器を使用している在宅の障がい者(児)の方が、災害時でも安心して日常生活を送ることができるよう「非常用電源装置」を日常生活用具の給付品目に追加しました。また、視覚障がいのある方の日常生活を支援するため、「音声色彩判別・識別装置」も追加しています。
非常用電源装置
1 給付対象者
身体障害者手帳を有する方または法の対象となる難病を罹患している方であって、人工呼吸器、酸素濃縮器、電気式たん吸引器などの生命・身体機能の維持に必要な電気式の医療機器を日常的に使用している方
2 給付内容
種目 |
正弦波インバーター発電機 |
ポータブル電源(蓄電池等) |
---|---|---|
性能 |
障がい者等または介助者が容易に使用可能なガソリンまたはガスボンベ等で作動する正弦波インバーター発電機で出力が850VA以上のもの |
障がい者等または介助者が容易に使用および運搬可能な、蓄電機能を有する正弦波交流出力の電源装置で、出力が300W以上のもの |
基準額 | 121,000円 | 88,000円 |
耐用年数 | 10年 | 6年 |
※給付対象者1人につき、正弦波インバーター発電機またはポータブル電源のどちらか1台を給付します。
※課税世帯は基準額の1割が自己負担(ただし、世帯の所得に応じて負担上限月額を設定)となり、非課税世帯は自己負担がありません。
※購入価格が基準額を超える場合、世帯の所得にかかわらず差額は自己負担になります。
3 申請に必要な書類
- 身体障害者手帳
- 小樽市指定業者が発行した見積書
- 購入する用具のカタログ
- 印鑑
- 電気式の医療機器を使用することの証明・意見書
※対象者によっては、証明・意見書の提出が不要となる場合がありますので、事前に障害福祉グループにお問い合わせください。
※必ず、対象種目を購入する前に申請することが必要です(購入後の申請は、給付の対象とはなりません)。
4 注意事項
- 購入後は、定期的にメンテナンスを実施し、適正に管理してください。なお、対象品目の維持に要する経費(ガソリン、カセットボンベ、エンジンオイルなどの購入費を含む点検・整備費等の費用)については、給付の対象外です。
- 対象品目については、直接接続して使用すると医療機器が故障する可能性がありますので、必ず、外付けの専用バッテリーに充電してから使用するなどの対策を講じてください。当該給付を受けた発電機等を使用したことによる各医療機器等の故障、不具合等について、市は一切の責任を負いません。
- 一度給付を受けると、耐用年数が経過するまでは、同種の対象品目の給付を受けることはできません。
音声色彩判別・識別装置
1 給付対象者
視覚障がい2級以上の方
2 給付内容
性能 |
衣類などの色彩や空間の明るさを機器で判別し、音声で知らせることによる、視覚障がい者の日常生活を容易にするもの |
||
基準額 | 47,000円 | ||
耐用年数 | 6年 |
※課税世帯は基準額の1割が自己負担(ただし、世帯の所得に応じて負担上限月額を設定)となり、非課税世帯は自己負担がありません。
※世界的な半導体不足や為替変動により装置の価格が高騰しています。購入価格が基準額を超える場合、世帯の所得にかかわらず差額は自己負担になります。
3 申請に必要な書類
- 身体障害者手帳
- 小樽市指定業者が発行した見積書
- 購入する用具のカタログ
- 印鑑
※必ず、対象種目を購入する前に申請することが必要です(購入後の申請は、給付の対象とはなりません)