北海道新幹線 新小樽(仮称)駅のデザインについて

公開日 2022年05月19日

更新日 2024年04月09日

駅舎デザイン推薦案決定

 北海道新幹線 新小樽(仮称)駅のデザイン案について、令和5年12月に実施したアンケートの結果や「北海道新幹線活用小樽まちづくり協議会駅舎デザイン検討部会」での検討結果を踏まえ、小樽市はA案を推薦案とし、附帯意見を添えて独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)に推薦書を提出しました。

推薦案【A案】

歴史の継承 ~小樽の歴史と懐かしさを後世に受け継ぐ品格のある駅~

A案
(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

推薦書の提出について

 令和6年3月28日に、鉄道・運輸機構へ北海道新幹線新小樽(仮称)駅のデザイン推薦書を提出しました。

推薦書手交の様子
推薦書提出の様子(左:鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局 長谷川局長、右:迫市長)

 

駅舎デザイン関するアンケートを実施しました

 新小樽(仮称)駅のデザインに関するアンケートを令和5年12月1日(金)~21日(木)の期間で実施しました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。

アンケート集計結果

1.市民等アンケート

実施期間 令和5年12月1日(金)~12月21日(木)

実施方法 アンケート用紙とインターネット調査の併用

集計結果(最もふさわしいと思うデザイン案)

 市民等アンケート集計結果

各デザイン案に関する主な意見

【A案】

  • シンプルでモダン。重厚感がある。冬でも目立つ。
  • ガラス張りは開放的で明るく、降車時に景色が広がる。外から中の構造が見えるのが良い。
  • 落ち着いたデザインがどの世代にも受け入れられ、長く親しみが持てる。
  • 石壁など小樽らしい建築物の要素を取り入れ、訪れる人が小樽の歴史を感じられる。

【B案】

  • 北前船の帆を想起させる曲線デザインが独創的。モチーフが明瞭で親しみやすい。
  • 開放感、新しさがある。周辺が明るくなる色で、白い壁面が雪景色に合いそう。
  • 海にまつわるデザインやレンガ調が小樽のイメージに合う。
  • 小樽の歴史性と、それを未来に繋げる力強さが感じられる。

【C案】

  • 近未来的で洗練されている。未来の小樽にふさわしい。
  • 窓から漏れる明かりの美しさが感じられる。「雪あかりの路」のイメージで小樽らしいおもてなし感を演出できる。
  • 奥沢・天神地区のイメージを取り入れ、周辺と調和する。
  • 他とは異なる斬新なデザインで注目を集めそう。

アンケート集計の詳細はこちらご覧ください[PDF:1.2MB]

 

2.市内小・中学生アンケート

実施期間 令和5年12月7日(木)~12月21日(木)

実施方法 インターネット調査(学校経由で実施)

【小学生】

集計結果(一番良いと思うデザイン案)

市内小学生アンケート集計結果

【中学生】

集計結果(一番良いと思うデザイン案)

市内中学生アンケート集計結果

 

3.街頭調査

実施日  令和5年12月10日(日) 

実施場所 小樽駅コンコース

実施方法 一番良いと思うデザイン案にシールで投票

集計結果

街頭調査結果

<今後の予定>
 本アンケート結果を参考に、「北海道新幹線活用小樽まちづくり協議会 駅舎デザイン検討部会」において推薦案の絞り込みを行い、最終的に市で決定する予定です。

 

デザイン案(3案)を受領しました。

 令和5年10月20日に、鉄道・運輸機構から北海道新幹線新小樽(仮称)駅のデザイン案(3案)を受領しました。

提案書手交の様子
提案書受領の様子(左:鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局 長谷川局長、右:迫市長)

新小樽(仮称)駅デザイン3案[PDF:610KB](令和5年10月20日受領)

【A案】歴史の継承~小樽の歴史と懐かしさを後世に受け継ぐ品格のある駅~

A案
(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

  • 北日本随一の商都として栄えた小樽の街並みに相応しい趣きのある外観デザインとしています。
  • ガラス越しに見える屋根を支える構造材はアーチをモチーフとしており、小樽の街並みを思い起こさせます。
  • 歴史的な建物にも多く用いられた鉄や金属、石を用いて落ち着きのある駅舎をつくり上げます。

【B案】新旧の融合~小樽のまちの記憶を継承し、未来へ繋ぐ端整なたたずまいの駅~

B案
(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

  • 海運で栄えた小樽の帆船をイメージした歴史性のある外観デザインとしています。
  • 1階には小樽の歴史を感じさせるレンガを、上部には未来感のあるガラスを用いることで、過去と未来をつなぐ象徴を表現しています。
  • 上層部を大きなガラススクリーンとすることで開放感のある、周囲に開かれた駅舎となります。

【C案】自然と温もり~自然に溶け込み、小樽のまちに明かりを灯す洗練された温もりの駅~

C案
(提供:JRTT鉄道・運輸機構)

  • 周辺の自然環境に溶け込むように水すだれをイメージした外観デザインとしています。
  • ガラス窓をランダムに配置することで、日が落ちると夜景に彩りをそえる小さな灯りを集めた外装へと姿を変え、まちに温もりを与えます。
  • 金属質で落ち着いた色味の外装材を纏うことで、周囲の風景や季節、時間帯ごとの変化に溶け込むようなデザインとしています。

 

デザインコンセプト

浪漫が薫る 温もりと心地よさを感じる駅~ まちの記憶を未来へ ~

 

北海道新幹線 新小樽(仮称)駅について

  • 小樽市天神2丁目に設置(2030年度末開業予定)
  • 小樽駅~新小樽(仮称)駅 直線約3.9km(バスで約20分)
  • 小樽IC~新小樽(仮称)駅 直線約3.4km(車で約8分)

新小樽(仮称)駅の場所
新小樽(仮称)駅の場所

新小樽(仮称)駅周辺イメージ
新小樽(仮称)駅周辺イメージ

 


お問い合わせ
建設部 新幹線・まちづくり推進室 (新幹線・高速道路推進グループ)
住所:〒047-0024 小樽市花園5丁目10番1号
電話:0134-32-4111(内線7275)
FAX:0134-32-3963
E-mail:sinkansen@city.otaru.lg.jp

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