ナホトカ市の最近のできごと(2008年8月)

公開日 2020年12月14日

更新日 2021年01月12日

小樽市の姉妹都市であるナホトカ市行政府のホームページより、社会、経済、スポーツ、文化などさまざまな分野での最近の出来事をお伝えします。

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ナホトカ市内建物写真

2008年8月15日 国有地を住宅建設用に

ナホトカ市行政府は、国家が所有する土地を住宅建設に使用するため、申請を行う準備を進めている。ボリス・グラドキフ第一副市長が主導する作業委員会がこの問題について審議を行った。(詳細記事は以下のとおり)
 2008年4月3日付けロシア政府決定第234号「国有地における住宅その他の施設の建設の確保について」に基づき、住宅やその他の施設の建設を目的に国有地を使用する場合、行政府の長が推薦する組織は10月1日までに国有財産管理局の地方事務所に対して申請を行う必要がある。
 セルゲイ・ダリキン沿海地方知事の要請により、ナホトカ市行政府はすでに申請に向けた準備に着手した。作業委員会でタチアナ・ヤコブレワ建築・都市計画・土地利用局長は、ナホトカ市行政管区内にはおよそ9千ヘクタールに及ぶ未利用の国有地があると述べた。それらは主に、解体された軍や、再編を余儀なくされたさまざまな国の組織や機構の所有となっている。近年、これらは使用されていないことから、住宅やその他の施設の建設に使用することができる。
 ボリス・グラドキフ第一副市長は作業委員会を構成する関係行政機関の長を前に、ナホトカ市行政府が国有財産管理局地方事務所に対して確実に申請ができるよう、作業にあたっては最大限の努力を払い、所定の期間内に作業を終えることが課題であると述べるとともに、放置されている土地の開発は、近年活発化している住宅建設との関係で緊急性があると強調した。
 建築局の調査によると、2007年にナホトカ市行政管区内では住宅3万600平方メートルが施工された。2008年にはおよそ4万平方メートル、2009年には約5万平方メートルの開発が計画され、2010年には住宅建設のピークを迎えその面積は、8万6千平方メートルに達することになっている。

若者結婚式様子1

2008年8月8日 一日で46組が誕生!

8月8日金曜日のナホトカでは婚姻届けの数が記録的となった。ナホトカ市行政府の戸籍登録課は一日で46組を登録した。(詳細記事は以下のとおり)

 ナホトカの結婚式場にとってもこれほどの過熱ぶりは初めてだった。その原因は、08年8月8日という8が三つ並ぶ暦にある。このシンボリックな日にさまざまな宗教の教義に従って、31組が神聖な儀式を執り行うことを決めた。これは年齢的には30歳までの若者たちで、そのほかは法的な婚姻手続きだけで済ませた。「われわれは2カ月前から届け出の受付を始めたが、カップルの多くは初日に手続きを済ませた。そして、今日の結婚を望むすべての者たちのため、差し迫ったスケジュールの中で手続きを完了させることができた。」とナホトカ市行政府戸籍登録課スベトラーナ・チャソフスカヤ主任は語った。戸籍登録課によると、昨年は7が三つ並んだ7月7日に31組が結婚したのが一日の最高だった。この時点までは(5が三つ並んだ)2005年の22組が最高だった。世帯数の増加傾向は今年も続いている。今年の7カ月間で473組の離婚に対して、613組が婚姻の届け出を行っている。1月から7月までに1022の新生児が誕生し、若いカップルを喜ばせている。
 
若者結婚式様子2 若者結婚式様子3

 

日本福井市の小学生野球チーム写真

2008年8月7日 金メダルは日本に!

ナホトカ市での国際野球大会「南東アジア友情カップ」が終了した。市立青少年体育学校「ボードニク」のスタジアムでナホトカ市、ハバロフスク市、そして日本の福井市の野球少年が優勝カップを目指して戦った。(詳細記事は以下のとおり)

 国際野球大会「南東アジア友情カップ」が、ナホトカ市に建設された新しい野球場で開催された。ロシア極東地域で唯一となる野球場は、ナホトカ市行政府と篤志家によって市立青少年体育学校「ボードニク」の敷地内に誕生した。日本の福井市の小学生選抜チームとハバロフスク市の少年たちがナホトカ市の少年チームと対戦した。3日間、小学生部門と中学生部門で上位を目指して熱戦が繰り広げられた。
 試合を振り返ると、日本選手の技術が際立っていた。小学生部門の決勝では、日本は一度たりともチャンスを逃すことなく11対3でナホトカチームを下した。日本チームの監督が述べたように、福井市内の優秀な選手で選抜チームは構成されている。数年後にはメンバーの多くが、世界でも強豪の一角を占める日本の選手権大会に出場するという。
 中学生部門では、ナホトカ市の「シーライオン」が日本チームとハバロフスク市の「アムールタイガー」を破り、勝利した。
 国際野球大会「南東アジア友情カップ」は14年目を迎えた。1994年に初めて日本の福井市で開催され、ナホトカのチームも初めて国際試合に参加した。この間、友情カップは毎年参加国の持ち回りで開催されている。
 
 野球チーム集合写真

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