公開日 2020年11月22日
更新日 2025年01月31日
令和6年度の水道事業・下水道事業の予算概要
令和6年度に行う主な事業のあらましについてお知らせします。
水道事業
令和6年度は、安全で安定した水の供給を確保するため、主に老朽化した水道施設の更新を行います。
低区配水池の築造や配水管の更新を行うとともに、重要な管路について耐震化を図ります。
下水道事業
令和6年度は、清潔で快適な環境を維持するため、主に老朽化した下水道施設の更新を行います。
処理場・ポンプ場施設については、中央下水終末処理場や勝納汚水中継ポンプ場などの機械設備や電気設備について行います。
また、中央下水終末処理場における護岸の改築工事を行います。
管路施設では、入船・於古発・手宮・銭函地区などの汚水管およびマンホールふたなどについて行います。
1立方メートルの水道水をつくるのにいくらかかるの?
給水原価と料金単価
1立方メートルの水道水をつくるための費用のことを給水原価といいます。
令和6年度予算では、給水原価は219円で、皆さんからいただく水道料金(料金単価)は1立方メートル当たり197円となっています。
1立方メートルの汚水をきれいにするのにいくらかかるの?
処理原価と使用料単価
1立方メートルの汚水をきれいにするための費用のことを処理原価といいます。
令和6年度予算では、処理原価は185円で、皆さんからいただく下水道使用料(使用料単価)は1立方メートル当たり160円となっています。
不足している分は、一般会計からの繰入金などで賄っています。
令和5年度の水道事業・下水道事業の決算概要
皆さんからいただいた水道料金や下水道使用料が、どのように使われたのか、お知らせします。
令和5年度決算のあらまし
収入面での、人口減少などの影響による、収入の根幹をなす水道料金や下水道使用料の減収や、支出面での、人件費や物価の上昇などにより、安定した収入の確保が難しい状況となっています。このような中、維持管理費の抑制や、企業債利息の減少などにより、水道事業、下水道事業ともに純利益を計上し健全な経営を維持することができました。
主な建設事業として、水道事業では、低区配水池の築造工事(4年工期2年目)や豊倉送水管の移設(2年工期2年目)を行ったほか、老朽化した配水管の更新などを行いました。
下水道事業では、中央下水終末処理場や汚水中継ポンプ場などで、機械・電気設備の更新のほか、排水設備工事や中央下水終末処理場における護岸の改築工事などを行いました。
水道事業、下水道事業ともに、今後も計画的な施設の更新を行い、効率的な運営に努めていきます。
経営比較分析表
平成26年度決算から、以下のとおり「経営比較分析表」を公表します。